YouTubeで上位表示を狙う!SEO対策の方法&ツールの紹介
YouTubeに投稿したあなたの動画が上位表示されないことに困っていませんか?
実はWEB記事だけでなく、YouTube動画にもSEO対策が必要なのです。
それを知らずして動画を投稿していても、時間や予算を削られることの方が多く、あなたの求める結果には辿り着きにくいでしょう。
今回は投稿してきた動画や、これから投稿する動画に対して上位表示されやすくなる施策を解説します。
YouTubeのSEO対策についての方法や、便利なツールについてもピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。
目次
YouTubeで有効なSEO対策
ブログやホームページのようなテキストコンテンツ主体のサイトに対するSEO対策の代表例は、キーワード選定です。
しかし、動画コンテンツのSEO対策となると、「どんな施策があるのか分からない」と悩む方もいるのではないでしょうか?
ここでは、ただ闇雲に動画をアップするだけの短絡的な戦略ではなく、ロジカルで効率的な方法をいくつかご紹介します。
SEO対策①キーワード検索・選定
“キーワード=テーマ”と考えれば納得がいくと思います。
あなたの作った動画には、きっと何かしらのテーマがあるはずです。
そのテーマがそのままキーワードとなり、そのキーワードをあなた自身で検索してみてください。
検索にヒットした上位表示5〜10個程度の動画コンテンツを分析してみれば、ユーザーの需要など傾向が見えてきます。
そして、動画のファイル名をこのキーワードとリンクさせておくこと(関連付けておく)も大事です。
例えば、この記事の内容の動画コンテンツを作成したとしたら動画を保存するときのファイル名には「YouTube_seo_knowhow.mp4」や「YouTube_seo_topsearch.mov」などと名前を付けましょう。
SEO対策②タイトル
動画の中身が一目でわかる一番重要な見出し部分です。
YouTubeのタイトルでは文字数が最大60文字とのことですが、Google検索で推奨している32文字に合わせておくことをおすすめします。
許容範囲の60文字までを要する場合には、キーワードをできるだけタイトルの左側(先頭など)に配置しましょう。
ユーザーが検索したキーワードを盛り込むことで、おのずとそのユーザーが探している情報を目の前に提供できます。
クリックするかどうかはユーザー次第とはいえ、目の前に並ばせられなければ動画の価値を届けることもできないのです。
SEO対策③サムネイル
最近では、タイトルよりもサムネイルを見てクリックするか否かを決めるという傾向が非常に強くなっています。
YouTubeでの検索には、タイトルに加えてサムネイル画像が表示されるため、むしろタイトルよりもサムネイルの方に目がいきやすいとも言えます。
ここでも、関連付けたテキストや画像の情報や、興味をそそられるようなデザインや装飾を施すことでクリックを促し、上位表示に繋げていく必要があります。
YouTubeサムネイルの作り方とおすすめソフトの紹介について知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
SEO対策④説明文
タイトルやサムネイルなどの、いわゆる見せ方に拘った部分とは違い、内的な施策で検索上位を狙うことも忘れてはいけません。
動画を見るユーザーの心理としては、動画に出てくる以外のテキスト情報は必要としていないと思われるかもしれませんが。
ただ、動画を見たあとに商品や人物に興味を抱いたユーザーが次に起こす行動は、大抵がその商品や人物についてのリサーチです。
その入り口として補足説明や解説、または商品の詳細や人物のSNSアカウントなどを概要欄に書いておけば、ユーザーの手間が省けて離脱率が低くなります。
また、説明文を書くというのはユーザーにだけではなく、Googleに対してのアルゴリズム対策としての効果もあります。
説明文の書き方や見せ方にも気を配り、ユーザーのニーズに先回りしましょう。
SEO対策⑤タグ
タグの効果は、検索上位に表示させるというよりも、他の動画の関連動画として不特定多数のユーザーに見てもらいやすくなるというメリットがあります。
同じタグ付けをしている動画からの流入というのを見込めるので、有効な施策のひとつとしてあげられます。
また、ハッシュタグ(#)を先頭に付けた関連キーワードを説明文の中に記載することで、こちらも他の動画と関連付けられ、ユーザーに見つけてもらいやすくなります。
ハッシュタグ(#)を付けたキーワードはリンクとして設定されるため、そこから関連動画の検索結果一覧に飛べるため、便利です。
注意点としては、付けすぎは禁物です。
10個以上のタグ付けはスパムとして判定されるということも言われているので、5〜9個の間におさめておくのが無難です。
SEO対策⑥字幕・テロップ
YouTubeでは、字幕が文字情報として検索結果に反映されます。
これもSEO対策の一環として、上手くいけば上位表示に繋がる可能性があります。
字幕キャプション機能を使えば、耳の不自由な方や世界各地のユーザーにもアプローチできるので、動画の評価や信頼性が高まり効果的なSEO対策を施せます。
SEO対策⑦カード
動画の再生中に画面上に表示できる長方形・四角型のリンクのことをカードと言います。
視聴者に本編の内容に満足してもらったり、興味を持ってもらったりすることで、別の動画や商品購入ページなどに誘導できるというメリットがあります。
また、カード機能は動画の再生中に目に入るところに宣伝や告知が出せるという点が強みです。
動画に追加できるカードの種類は次の4つです。
動画カード | 自分の動画やYouTube内の他動画へのリンク |
再生リストカード | カテゴリー分けした再生リストへのリンク |
チャンネルカード | 他のチャンネルを宣伝するリンク |
リンクカード ※YouTubeパートナープログラムへの参加必須 | 承認済みWebサイトへのリンク |
YouTubeのSEO対策に最適なツール「DOOONUT」
株式会社サムシングファンが提供する動画検証マルチツール「DOOONUT(ドーナツ)」は、動画コンテンツを公開したあとの、パフォーマンス解析や効果の分析をするために最適なツールです。
動画コンテンツを配信する上で必要な機能を全て網羅している優れもので、動画コンテンツにおけるマーケティングに特化しています。
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HTMLやプログラミングの知識がなくてもできる簡単操作でオウンドメディアを作成
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CVページへの誘導率増加の施策が可能
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多彩な分析機能でユーザビリティの改善を実現
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SNSへの一括配信で作業コストを軽減
以上のような柱を軸に動画コンテンツを分析・解析してくれます。
動画を徹底的に分析して、再生数を伸ばしたい方はぜひご利用ください。

YouTubeでの上位表示に必要な要素
動画コンテンツ制作者が意識しなくてはいけないのがユーザビリティです。
YouTubeでは、さまざまな形でユーザーの反応をうかがえます。
ユーザーの反応から、動画の方向性や、改善すべきポイントが見えてきます。
つまり、ユーザーのリアクションはYouTubeでの上位表示に必要な要素なのです。
それでは、ユーザーの反応をうかがえる場所を3つチェックしていきましょう。
必要な要素①高評価
「いいね」や「グッドボタン」ともいわれるものです。
高評価・低評価を選べる機能があり、もちろん高評価が多ければチャンネル自体の評価も上がります。
動画の評価が高くなると、おすすめ動画にも出やすくなりますし、ファンも増えます。
動画のエンディングで、「この動画が参考になったという方は高評価やチャンネル登録をお願いします!」と伝えている配信者も多いので、積極的に促していきましょう。
チャンネル登録者数を伸ばす方法については、こちらの記事で紹介しています。
>>YouTubeのチャンネル登録者を伸ばす8つの方法とは?人気のチャンネルの特徴とあわせて解説!
必要な要素②コメント
コメントの数もユーザーとの関係性を現すものとして、動画やチャンネルの評価に影響します。
そして、コメントはユーザーとのコミュニケーションをとる方法として大いに活用できます。
コメントを残してくれるようなアクティブユーザーとのやりとりがあれば、「コメントが多い=動画自体が面白い傾向にある」とYouTube側から評価されるので、SEO対策としても有効な手段でしょう。
コメントを残してほしい場合は、高評価と同じく動画内で直接伝えてもいいですが、配信者自らがまずはコメントを残しておくのもひとつの方法です。
コメント欄に「最後までご視聴いただきありがとうございました!質問があればお気軽にコメントどうぞ」と記載して、そのコメントを一番上に固定しておけば、常に視聴者の目に止まります。
何もコメントがないスペースより、何かしらが書き込まれているスペースの方が、気軽にコメントを書きやすくなるので、ぜひ取り入れてみてください。
必要な要素③共有
FacebookやTwitterなどのSNSに動画をシェアしたり、ブログなどに動画のHTMLを埋め込むことで共有・拡散できます。
より多くのユーザーを集めるキッカケにもなり、YouTube側にとってもいいことなのでこれも評価が上がりやすくなります。
YouTubeのSEO対策=Google検索のSEO対策
いかがでしたか?YouTubeに有効なSEO対策をご紹介しました。
最後に今回の要点をおさらいしておきましょう。
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“キーワード=テーマ”を決めて、それに即したタイトル付けやサムネイル作成、概要欄の補足文、別動画へのリンクの挿入などをする
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オールインワンのマルチツールで動画マーケティングの施策を行う
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高評価、コメント、共有といったアクティブユーザーとの繋がりを意識した動画作りを心がける
「YouTubeのSEO対策とはGoogle検索のSEO対策である」と言っても過言ではありません。
YouTubeはGoogle傘下の動画配信プラットフォームなので、Googleの理念や施策に沿った運用が有効だからです。
確かに、テキストコンテンツと動画コンテンツではうつべき施策は変わってくるでしょう。
しかし、根本の原理原則は同じです。
動画をロジカルに組み立てながら丁寧に制作して、ユーザーの満足度も高めて上位表示を目指しましょう。
