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飲食店がクラウドファンディングを始めるには?事例から学ぶ成功の秘訣

近年、飲食店がクラウドファンディングを利用する率が増加しています。
飲食店が利用する場合、資金集め以外にも支援者との繋がりができるメリットがあります。

この記事では、実際の飲食店の成功事例やおすすめのクラウドファンディングサイト、支援者満足度の高いリターン方法まで解説しています。
成功事例から学ぶことがクラウドファンディング成功の近道です。
ぜひ、クラウドファンディングを検討されている飲食店様は最後までご覧ください。

クラウドファンディングとは

クラウドファンディングのサイト上に自分の叶えたいプロジェクトを不特定多数の人に発信し、資金の提供を呼びかける資金調達方法です。

支援内容の掲載や決済の手続きなど全てオンラインで完結するので、「新しい資金調達のモデル」と注目を集めています。

飲食店が選びたいクラウドファンディング

クラウドファンディングの資金提供の方法は以下の6種類があります。

  • 購入型
  • 寄付型
  • 金融型
  • 融資型(貸付型)
  • ファンド型
  • 株式型

    資金決済や金融商品取引法などに関わる法律があるため、購入型がおすすめです。

    飲食店がクラウドファンディングに成功した事例


    実際に飲食店がクラウドファンディングに成功した4つの事例をご紹介します。

    馬肉専門店「ローストホース」

    東京・広尾エリアにある完全会員制の馬肉専門店「ローストホース」は、2014年12月に開店資金のため「Makuake」を利用しました。
    目標金額324万円を遥かに上回る600万2,111円の資金を集め、支援者は506名に上りました。

    最も人気があったリターンは、営業開始から1年間は定額6,500円で飲み放題・食べ放題という特典がついた「出資額10,000円」のコースです。

    支援者だけが味わえるプレミアム感が成功の秘訣でした。

    カフェバー「Remake easy」

    「完全会員制・住所非公開」の隠れ家パフェバー「Remake easy」は、「CAMPFIRE」を利用して開店資金を集めました。
    568人が支援し、こちらも目標金額500,000円のところ8,385,600円もの支援が集まりました。

    プロジェクトページには、毎月メニューが変わるラグジュアリーな旬の果物のパフェを掲載し「フォトジェニックな写真が撮れそう」とプロジェクト開始前からSNS映えすると話題を呼びました。

    30万円もする高単価なリターンがすぐに完売するほどでした。
    SNSで事前に、自店の世界観を支援者と共有することが成功の一歩となります。

    昆虫食「ANTCICADA」

    東京・日本橋にある昆虫食を提供するレストラン「ANTCICADA」は、2020年春の開店に向けて「CAMPFIRE」を利用しました。

    プロジェクト開始5日目で、目標金額の目標金額3,000,000円を達成したので次の目標6,400,000円を設定。
    650人もの支援により、目標金額を大幅に超えた6,897,108円の資金を集めました。

    FAQ(国連食糧農業機関)の報告書をきっかけに、昆虫の栄養の高さや環境汚染の低さが注目を集めています。
    しかし、昆虫食に対するネガティブな印象は根強いままです。
    このイメージを壊したいという熱い思いがプロジェクト本文から伝わってきたのが成功の鍵となりました。

    キッチンカー人気店「6curry」

    UberEatsで大人気の店が、2018年9月に東京・恵比寿の住所非公開、完全招待制「6curryキッチン」の開店資金を「CAMPFIRE」で集めました。

    249人の支援者から、目標金額の1,000,000万を優に超える1,542,632円が支援されました。
    リターンの中には、1ヶ月会員券やオリジナルグッズの他に工場現場ツアーや渋谷KITCHENづくりの参加券がありました。

    キッチン制作やカレーの施策の様子をSNSでリアルタイム配信されました。
    支援者が店舗作りに参加し見守ることにより、飲食店との繋がりが強くなりました。

    「ファン化」に成功した代表的な例といえます。

    飲食店に特化したクラウドファンディングサイト

    ここからは、飲食店向けのおすすめのクラウドファンディングサイト3社をご紹介します。

    KitchenStarter

    引用:kitchenstarter

    2016年1月に誕生した日本初の「飲食特化型」サイトです。

    レストラン・生産者・調理器具、食器のような食に関する要素が集まる場所、3者それぞれの要望をカタチにする「クラウドレストラン」というオリジナルのプログラムも行っています。

    この連携により、Webサイト上だけでは味わえない体験型のマーケティングを提案してくれるので、より濃いファン作りのサポートをしています。
    さらに、「プレマーケティングリサーチ」をしてからプロジェクトを立ち上げられるのも魅力です。

    掲載料無料の成功報酬型で、手数料は成立した時のみ、20%発生します。

    makestory

    引用:Make Story

    確かな実績と平均800万円という高額の支援金額を集めることに成功している業界No.1の実績を上げているサイトです。

    プラットフォームへの交渉から、ページ制作、写真撮影、リターン設計、公開後のPRまですべて任せられるのが特徴です。

    Twitterフォロワー数23万人の田端信太郎氏などをメンターに迎え、マーケティング戦略も網羅しています。
    契約後はLINEでの相談を受け付けており、事前にお店の支援金額を無料診断してもらえるサービスもあります。

    手数料は成果報酬型で20%かかります。

    3rdTable

    690万人以上の支援者がいる日本最大級のクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」から派生した飲食店のチャレンジを支援するサイトです。

    飲食店と支援者の新しい「つながり」をつくることを目的としており、サイト独自の基準を満たせば、目標金額10,000円から設定可能で企画の規模を問わず利用できます。

    SNS・メルマガ配信、プレスリリース、CAMPFIREのニュースレター購読者への告知活動のサポートが利用可能。
    手厚いサポートが支持されています。

    プロジェクトが成功した場合のみ、支援総額から17%(手数料12%+決済手数料5%)を支払います。

    手数料の割引キャンペーンも不定期で開催しているので、サイトをチェックしてみてください。

    HAYARUKA

    引用:HAYARUKA

    2019年6月26日にリリースした「食べる人と、つくる人をつなぐ」がコンセプトの飲食に特化したサイトです。

    社名「HATARUKA(ハヤルカ)」は、「飲食店の“流行る化”を支援する」に由来しています。

    「くろぎ」黒木純氏、「東麻布天本」天本正通氏など日本の飲食ビジネスを牽引するメンターからプロジェクトへの提案やアドバイスを受けられるのが魅力です。

    リターンをワンストップで提供できる仕組みを実装していて、スマホにチケットや会員証を表示されることで、発送の手間が省ける工夫を提案してくれます。

    掲載料は無料で、プラットフォーム利用料はスタートアップ15%、イベント等6%、決済手数料は一律3.9%です。

    飲食店特化ではないが利用しやすいクラウドファンディングサイト


    総合型のサイトの中にも飲食店に向いているクラウドファンディングサイトはあります。
    飲食業の案件の多いサイト、飲食店が使いやすい人気サイトは以下2つです。

    CAMPFIRE

    個人やクリエイター、企業、NPO、大学、地方自治体など幅広いジャンルのプロジェクトの挑戦を後押ししてきた国内最大のサイトです。

    開設以来これまでに6.1万件以上のプロジェクトが立ち上がり、690万人以上の支援者から総額550億円以上の支援が生まれました。

    掲載費用はかからず、支援額に対して手数料が発生する形で、購入型の場合は支援額の17%の手数料(手数料12%+決済手数料5%)が発生します。

    Makuake

    株式会社サイバーエージェントが主催し、毎月400件以上もの新しいプロジェクトが立ち上がる、業界トップレベルの資金調達を達成しているサイトです。

    爆発的な宣伝効果があり、「ここを利用するだけでも宣伝になる」と言われるほどの話題性があるのも特徴です。

     サポーターの属性を把握できる市場分析ツールや、メディア掲載数月平均で10,000件以上というPR力の高さも魅力。

    手数料は20%(決済手数料5%)となっています。

    飲食店が失敗しないクラウドファンディングの使用方法

    クラウドファンディングは正しい使用方法を知らないと失敗する確率が高いので、注意が必要です。
    ここから、一般的なクラウドファンディングサイトの使用方法を解説していきます。

    プロジェクトの目標設定

    クラウドファンディングに参加するには、まずは目標設定をします。

    1. プロジェクトの内容
    2. 目標達成金額
    3. リターンのサービスや商品
    4. 募集期間

      上記の4点を決めましょう。

      利用するサービスの選定

      利用するサービスの資金の受け取り方を選ぶことも重要なポイントです。

      飲食店におすすめする購入型クラウドファンディングの資金の受け取り方は、「All or Nothing 方式 (達成後支援型)」と「All in 方式 (即時支援型)」の2種類あります。

      • All or Nothing 方式 

        決められた期間内に目標達成額に到達した場合のみ資金を得られる。

        目標未達であれば、資金は支援者に全額返金される。

      • All in 方式


        目標金額に関係なく、調達した金額を得られる。

        クラウドファンディングサイトによって、2つの方法が選択できるところもあれば、 All or nothing方式のみというサイトもあります。


      また、手数料はサイトやサービス、プランによって違うので事前に必ず確認してみてください。

      プロジェクトの登録、審査

      プロジェクトが決定したら、サイトに必要事項を登録して審査を受けます。
      クラウドファンディングの申請は全部が認可されるものではありません。

      プロジェクトの趣旨や実現の可能性などをサイト独自の審査基準によって判断されます。
      記載事項はしっかりと書き込みましょう。

      また、クラウドファンディングの必要書類としては主に以下のようなものがあります。

      • 登記簿謄本
      • 物件契約書

      • 営業許可書

      審査は最短即日から5日程度で審査結果が出ます。

      プロジェクトの開始

      審査に通過するといよいよプロジェクトの開始です。

      サイト内にプロジェクトが公開され、支援の呼びかけがスタートします。
      SNSを利用して協力を積極的に呼びかけましょう。

      設定期限から逆算して、1日当たりにどのくらい資金を集めなければならないかを把握すると効率的に行動できますよ。

      活動報告

      プロジェクト公開後はこまめに活動報告を行い、支援者にプロジェクトの情報提供をします。

      支援者に賛同してもらえるように、開店準備の進捗状況やメニューの内容、支援者へのリターンなど、プロジェクトの魅力を伝えて支援を呼びかけていきましょう。

      プロジェクトの終了、リターン

      プロジェクトの公開期間が終了すると、支援金のうち手数料を引いた金額が自分の口座に入金されます。

      同時に、プロジェクトの成功、失敗に関わらず支援者には支援をしてもらった感謝の気持ちを込めてリターンをしましょう。
      支援者にリターンの準備経過なども随時報告をすると信頼を得やすいです。

      飲食店におすすめ!クラウドファンディングのリターン方法


      クラウドファンディングで成功するためには、リターンの設定は重要です。しかし、「何をリターンに設定すればいいかわからない…」と頭を抱えている飲食店も少なくないでしょう。

      ここから、飲食店と支援者のどちらにもメリットがあるおすすめのリターン方法を4つご紹介します。

      割引サービス券、会員券

      飲食店のリターンで最も一般的なのは、割引サービスや会員限定の食事券です。

      支援額に応じた割引サービス券や食事券を支援者に配布すれば、支援者が実店舗に直接足を運ぶ機会があるので、新規顧客獲得のチャンスです。

      一見さんお断りの完全会員制の飲食店なら、会員になれる権利をリターンにするのもおすすめです。

      シェフ直伝のレシピ

      近年、自宅でもプロの味が楽しめると人気シェフや飲食店のレシピ集が人気を集めています。
      レシピをリターンにすれば、直接来店が難しい遠方や海外在住の支援者にも喜ばれるでしょう。

      飲食店再開のプロジェクトの場合、再開までは自宅でレシピを楽しんでもらえるなど、顧客離れを防げるメリットもあります。

      自宅にプロジェクトに関連する商品が届く

      自宅にプロジェクトに関連する商品も人気のリターンです。

      商品が魅力的だと立地に関係なく、全国から支援金を集めやすくなります。
      自社で販売している加工品やプロジェクト限定のロゴ入りグッズを配布することで、ファン化を高めるメリットもあります。

      店舗貸切、イベント主催サービス


      自店の認知度アップのために、ウェディングパーティーやイベント会場として貸し出す権利をリターンにするのもリターンの1つです。
      支援者限定のワークショップなどを開催すると、支援者との距離を縮める効果も期待できます。

      飲食店がクラウドファンディングを成功させるために必要なこと


      プロジェクトを開始しても、全ての飲食店が成功を約束されているわけではありません。

      実際に、クラウドファンディングの成功率は約30%程度です。
      プロジェクトの準備段階から成功するために必要なことを解説していきます。

      ターゲット層を明確にする

      クラウドファンディングは、いかに支援者から共感を集められるかが非常に重要です。
      つまり、不特定多数の支援者から明確なターゲット層を設定する必要があります。

      もし、ターゲット層を絞らないと、誰にプロジェクトをアピールしていいかわからず徒労に終わる可能性もあります。
      「地元の無農薬野菜を使用したカフェを開きたい」ために資金集めをすると想定してみてください。

      • 野菜が好きな人
      • 健康に気を使っている人
      • 安心した食材を食べたい人
      • 同じ地元の人

      また、対象年齢や性別、職業なども考慮すると自店に共感してもらえるターゲットを見つけやすいでしょう。

      画像や動画で告知をわかりやすくする

      プロジェクト期間中はSNSで積極的に情報の拡散を行うことが大切です。

      拡散の際は、画像や動画を使用して視覚的にわかりやすくプロジェクトを説明しましょう。
      人は文字や言葉だけで伝えるよりも、画像や動画を用いて伝えた方が印象に残りやすいといわれています。

      プロジェクト後も継続的に情報発信をする

      プロジェクトが終了した途端に、支援者向けの情報発信を止めるのは、支援者が不信感を抱くかもしれないのでやめましょう。

      継続的に情報発信をすることで、一過性でないリピーターの獲得に繋がります。

      まとめ


      クラウドファンディングは、飲食店にとってメリットが多い資金調達方法といえます。

      資金調達だけでなく、宣伝効果もあり顧客を獲得するのに非常に有効的です。
      しかし、成功するには秘訣があります。

      ぜひ、この記事の成功例を参考にして、自店にピッタリの方法で資金調達成功を手にしてみてください。

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      売上を UP するための『動画 DX®』活用法

      この記事の監修者

      薮本 直樹

      株式会社サムシングファン代表取締役/立命館大学経営学部客員教授 1976年大阪生まれ。 司会・ナレーターなどの仕事に携わる中、映像メディアに出会い、その可能性に魅せられ03年に代表取締役として株式会社サムシングファンを設立。 経営的視点からの動画活用を早くから提案し、「顧客創造」「人材育成」に繋がる「企画」「映像制作」を数多く手がける。その他、ITビジネスに携わる経営者・ビジネスパーソンが集う「IT飲み会」を主催。 立命館大学経営学部客員教授として「企業・組織における映像の有効活用に関する研究」をテーマに大学との共同研究を実施。

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