Instagramのリールは短い動画内でユーザーの関心を引き、ブランドの認知度向上や集客につなげる強力なツールです。
適切に活用するとフォロワーとのエンゲージメントを高め、コンテンツの拡散力を強化できます。
しかし、リールの制作方法がわからない方も多いでしょう。
そこで本記事では、Instagramにおけるリールの制作方法や活用のメリットを解説します。
リールを活用したSNS運用をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
Instagramのリールを活用するメリット
Instagramのリールを活用するメリットは、主に以下のとおりです。
- 幅広いユーザーにアピールできる
- 投稿よりも見てもらいやすい
- ほかのSNSでも活用できる
それぞれについて解説します。
幅広いユーザーにアピールできる
Instagramのリールを活用すると、幅広いユーザーにアピールできます。
リールはフォロワー以外にも表示される可能性があり、自社を知らない層にもアピールできるからです。
その結果、自社や商品・サービスの認知拡大が期待できるでしょう。
また、リールは投稿画面だけではなくプロフィール画面といったさまざまな場所に表示されることから、フォロワー数の増加も見込めます。
ユーザーを引き込めるようなリールを作成すると、その効果をより感じられます。
投稿よりも見てもらいやすい
Instagramのリールは、画像のみのフィード投稿よりも見てもらいやすいことが特徴です。
リールは動きがあるため、ほかの投稿と一緒に表示されても注目を集めやすいです。
短時間で多くの情報を伝えることもでき、ユーザーからの関心を高めやすいでしょう。
ほかのSNSでも活用できる
Instagramのリールを一度制作すると、ほかのSNSでも活用できます。
例えば、TwitterやTikTokといったほかのSNSでも活用できると、より多くのファンを獲得しやすくなります。
一度制作した動画を活用しているため、新たに動画を制作する手間や時間を削減できるのも魅力です。
Instagramのリール制作手順
Instagramのリール制作手順は、以下のとおりです。
- リール動画の作成画面を開く
- 音源を選ぶ
- 動画の撮影を行う
- 撮影した動画を編集する
- カバー画像を決める
- キャプションを設定する
- 投稿する
それぞれについて解説します。
1.リール動画の作成画面を開く
まず、以下の手順に沿ってリールの作成画面を開きましょう。
- プロフィール画面の下部にある「+」をタップする
- 画面下部にある「リール」を選択する
2.音源を選ぶ
リールの作成画面を開いたら、音源を選びましょう。
画面左側にある「♬」を選択して好きな音源を選んだら、画面下部にある「→」をタップします。
楽曲の使用したい部分を選んだら、画面右上にある「完了」をタップしてください。
3.動画の撮影を行う
音源が決まったら、実際に動画を撮影しましょう。
画面下部にあるエフェクトの中から好きな撮影モードを選び、真ん中をタップします。
撮影が完了したら、再度タップして「次へ」を選択します。
4.撮影した動画を編集する
撮影した動画をチェックしながら、必要に応じて編集・加工を行いましょう。
画面左下にある「動画を編集」をタップします。
動画の長さを調整したり、文字を追加したりして素敵なリールを作成してみてください。
5.カバー画像を決める
動画の編集が完了したら、カバー画像を決めます。
カバー画像はリールのトップに表示されるため、ユーザーの関心を集められるものを選んでみてください。
6.キャプションを設定する
次に「キャプションを追加」を選択し、リールに合ったテキストを入力しましょう。
フィード投稿と同様にハッシュタグを追加できるため、ユーザーの関心が高いワードを選んでみてください。
7.投稿する
リールが完成したら、画面下部にある「シェア」をタップして投稿しましょう。
リールと関係のある方や場所をタグ付けすることも可能です。
Instagramのリールを制作する際のポイント
Instagramのリールを制作する際のポイントは、主に以下のとおりです。
- 動画の開始直後に注力する
- ターゲットを意識する
- テロップや字幕をうまく活用する
- ハッシュタグを設定する
それぞれについて解説します。
動画の開始直後に注力する
Instagramのリールを最後まで見てもらうためにも、開始15秒以内にインパクトを与えましょう。
Instagramにはさまざまなリールが投稿されており、動画開始直後に興味を引けなければ途中で離脱されやすいです。
反対に、動画の開始直後からユーザーの興味を引けると、自然と最後まで視聴してもらいやすくなります。
カバー画像にもこだわると、ユーザーにより視聴してもらいやすくなるでしょう。
ターゲットを意識する
Instagramのリールを制作する際は、ターゲットを意識しましょう。
「情報を誰に届けたいか」を明らかにしたうえで制作すると、ターゲットにより刺さるリールを投稿できます。
例えば、自社の商品をアピールしたい場合、男性向けと女性向けではリールの内容に違いが生まれるはずです。
詳細なターゲット設定をしておけば、より魅力的なリールに仕上がります。
テロップや字幕をうまく活用する
Instagramのリールを制作する際は、テロップや字幕をうまく活用しましょう。
テキストをうまく活用することで誰でもリールの内容を理解でき、より気軽に視聴してもらいやすくなります。
また、テロップや字幕をうまく活用すれば、音声を流せない時にも内容を理解しやすいです。
ハッシュタグを設定する
ハッシュタグをうまく活用すると、多くのユーザーに表示されやすくなります。
そもそもInstagramにおけるハッシュタグは、閲覧数を増加させるために欠かせない要素です。
ユーザーはハッシュタグを使ってInstagramの投稿を検索するため、関連性の高いワードを設定しておくとさまざまなユーザーに見つけてもらいやすいでしょう。
その結果、自社や商品・サービスを知らない潜在層にもアピールでき、認知度拡大につながります。
Instagramのリールを活用した成功事例
最後に、Instagramのリールを活用した事例を紹介します。
アジアナーセリー様
https://www.instagram.com/asia__nursery/reels/
アジアナーセリー様は切り花やシャボンフラワー、観葉植物など多彩な商品を紹介しています。
Instagramでは季節ごとの花やイベント、特別セールの情報、店内の様子などを発信し、花のある暮らしの魅力を届けています。
また、スタッフの日常やおすすめのアレンジメントも紹介し、親しみやすい雰囲気を大切にしているのが特徴です。
Instagramのリールを活用した結果、以下のような成果を得ています。
- 店舗売上は昨対比160%アップ
- Instagram経由での購入予約が売上比率の6割超え
- 営業利益が6%から15%に改善
株式会社生駒農場様
https://www.instagram.com/ikoma.farm.kawasaki/reels/
株式会社生駒農場様は、新鮮な野菜・果物の栽培風景や収穫の様子を紹介しています。
農場内のカフェで提供されているスイーツや特別セール・イベント情報、スタッフの日常なども投稿しています。
これらの発信を通じて、同社は地域に根ざした農業と食の魅力を伝えているのが特徴です。
Instagramのリールを活用した結果、以下のような成果を得ています。
- 昨対比売上212%アップ
- 葉物野菜の売上が2倍アップ
- 商品ロスを8割削減
パルコホーム宮城様
https://www.instagram.com/palcomiyagi/reels/
パルコホーム宮城様は、モデルハウスの紹介や施工事例、イベント情報などを発信しています。
例えば、新しく完成したモデルハウスの内覧動画や、インテリアコーディネーターと主婦の視点からの家探検、完成見学会の案内などを投稿しています。
これらのリールを通じて、同社の家づくりの特徴や最新情報を視覚的に伝えているのが魅力です。
まとめ
Instagramのリールを活用すれば、幅広いユーザーに自社や商品・サービスの魅力を発信できます。
認知していないユーザー層にもアピールできるため、効率よく成果を得られるでしょう。
とはいえ、成果を得るためにはユーザーの興味関心を高められるようなリールを制作しなければいけません。
自社内での制作にハードルを感じる方は、制作会社に依頼するのも一つです。
動画DXサービスを提案する株式会社サムシングファンは、SNSアカウント運用導入企業が累計100社を超える動画制作会社です。
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